SUPERVION TABLOID

牛田英作+キャサリン・フィンドレイ。

 

 

 

ずいぶん昔のはなしですが、デザイン事務所のセンパイのオススメで南青山にある「ギャラリー間」に足繁く通った時期があり、通称「ギャラマ」で行われていた牛田英作+キャサリン・フィンドレイ展はけっこうなインパクトをあたえてくれました。アーキグラムの創設メンバーでもあるキャサリン・フィンドレイらしい未来感あるインパクト・想定外のビジュアル建築物に衝撃を受け、どこかの大学で行われた牛田英作とキャサリン・フィンドレイの講義にも出向いたり、日本に点在する彼らの作品を探しにはるばる出かけて行ったりしました。彼らが話すのはこういうコト「地球上に息づく数千万種の生き物の形の多様さに比べ、人間の作り出す形のなんと単調なことだろう。駅も、学校も、病院も、みんな四角な箱になり、都市はにぎやかな墓場となる。わたしたちは生命の形がその長い進化に根をもつように、潜在的な生命としての記憶を住空間に投影しようとする新しい試みをしています」という直線的なものからの脱却という実験的な建築でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

     ランドスケープアーキテクトの実践

 

 

 

小さい頃に公園にあったタコの遊具「タコ滑り台」また「タコ山」を彷彿とさせます。滑り台や隠れ家など様々な機能を備え、チビッコからは絶大な人気を誇る構築物として君臨していた「タコ山」。あれも曲面多様構築ということには変わりはありません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

        マシュマロのようです... 足を挫きそうな...

 

 

 

 

レンゾピアノが関空を設計した80年代、この当時2次曲面が多くの建築家がとりいれていた要素でしたが牛田+フィンドレイは曲面多様で、外観のみならず生活する空間すべてを曲面の渦の中に集約させていくコンセプトを提唱していました。

はたして住みやすいのかしら?と思いつつも作品としてはとても魅力的な建築物です。とてもユニークではありましたが、「有機的」というあいまいな表現でとどまり、その概念を発展させ実践し続けていくには難しい取り組みだったようです。牛田英作+キャサリン・フィンドレイの建築は現在でも外からなら見ることができます。ちょっと有機的要素からは離れるのですが府中にある牛田英作デザインの集合住宅には住むことも可能です。

 

一度はお邪魔してみたい住宅のひとつです。

WWW.SUPERVION.COM